アブラハム書、、、(11)、

さて、主なる神がウルの地において飢饉を酷くされたので、私の兄弟ハランは死んだ、しかし、私の父テラは尚カルデヤのウルの地に住んで居た、そして私アブラハムはサライを娶り、私の兄弟ナホルはミルカを娶った、ミルカはハランの娘であった、

私の妻サライを連れて行った、私の父も私達がハランと名付けた地迄私に付いて来た、そして飢饉が和らいだ、すると父はハランに留まり、其処に住んだ、ハランには多くの羊の群れがあったからである、父は再び偶像礼拝に戻り、其の為にハランに留まった、しかし、私アブラハムと私の兄弟の子ロトは主に祈った、すると主は私に現われて言われた、立って、ロトを伴って行きなさい、私は貴方をハランから連れ出し、異国の地において、貴方を私の名を負う仕え人にすると定めたからである、貴方の後の子孫が私の声に聞き従う時に、私は其の地を彼等に永遠の所有として与えるであろう、、、と有ります、。