ジョセフ、スミスの見神録、、、(23)

遂に版とウリムとトンミムと胸当てとを手に入れる時がやって来た、1827年9月22日私が何時もの様に満一年目に其れ等が隠されて居る所へ行くと、あの同じ天の使者が其れ等を次の責任と共に私に渡して下さった、即ち私は其れ等に対して責任を持たなければ成らない、もし私が不注意や自分の怠慢で其れ等を失う成らば私は絶たれるであろう、しかし其の方つまり其の使者が其れ等を取りに来られる迄私が其れ等を保存する為あらゆる努力を尽くす成らば、其れ等は守られる、と言うのであった、

私は間も無く何故其れ等を安全に保つ為に其の様な厳しい責任を課せられたのか、又私が自分に求められた事を成し遂げた時に其れ等を取りに来ると何故使者が言われたのか、其の理由が分かった、私が其れ等を持って居る事が知れるや否や、私から其れ等を奪おうとするあらん限りの努力が払われたからである、其の為に思い付く限りのあらゆる策略が実行に移された、迫害は以前にも増して激しく容赦の無いものと成り、大勢の人が出来れば私から其れ等を奪おうと絶えず機会を覗った、しかし、私が求められた事を其れ等に依って成し遂げる迄其れ等は神の知恵に依って私の手の中で無事であった、そして、前持って定められた通り、使者が其れ等を取りに来られた時、私は其れ等を使者に引き渡したのである、そして、1838年5月2日の今日迄其の使者が其れ等を管理して居られる、、、と有ります、。