モーセの書、、、(13)

主なる神で在る私は第一の川の名をピソンと呼んだ、此れは主なる神で在る私が多くの金を造ったパピラの全地を巡る物である、其の地の金は良く、又其処はブドラクとしまめのうも産した、第二の川の名はギホンと呼ばれ、此れはエチォピヤの全地を巡る物である、第三の川の名はヒデケルであって、アッスリヤの東に流れる物である、第四の川はユフラテであった、主なる神で在る私は人を連れて行って、エデンの園に置き、此れを耕させ、此れを守らせた、

主なる神で在る私は其の人に命じて言った、貴方は園のどの木からでも心の侭に取って食べて宜しい、しかし、善悪を知る木からは取って食べては成らない、其れでも貴方は自分で選ぶ事が出来る、其れは貴方に任されて居るからである、しかし、私が其れを禁じた事を覚えて置きなさい、貴方は其れを食べる日に必ず死ぬからである、

又主なる神である私は人が独りで居るのは良く無い事を私の独り子に言った、其れ故、彼の為に相応しい助け手を造ろう、又主なる神で在る私は野の総べての獣と空の総べての鳥を土で形造り、アダムの所へ来る事を命じ、彼が其れ等をどう呼ぶかを見た、其れ等も生ける物で在った、神で在る私が命を息を其れ等に吹き入れたからである、そしてアダムが総べて生き物に与える名は其の名に成ると私は命じたのである、

其れでアダムは総べての家畜と空の鳥と野の総べての獣に名を付けたがアダムには相応しい助け手が見付からなかった、其処で主なる神で在る私はアダムを深く眠らせた、そして彼が眠ると私は彼の肋骨を一つ取り、其の所を肉で塞いだ、

主なる神で在る私は人から取った肋骨で一人の女を造り、人の所へ連れて来た、するとアダムは言った、私は今や、此れこそ、私の骨の骨、私の肉の肉で在る事を知る、男から取った物だから此れを女と呼ぼう、

其れで人は其の父と母を離れて、妻と結び合い、二人は一体と成るので有る、人と其の妻は二人共裸で在ったが恥ずかしいとは思わなかった、、、と有ります、。