歴史、、、(奇跡)16、

さて、レーマン人は、暗黒の雲に覆われて居たので、逃げる事が出来なかった、又、恐怖に打たれて居たので、動く事も出来なかった、此のレーマン人の中に生まれがニーファイ人で、かって神の教会に属していたが、其の後教会から離反して居た者が一人いた、そして、彼は振り返ると、暗黒の雲を通してニーファイとリーハイの顔を見た、二人の顔はまるで天使の顔の様に非常に輝いて居た、又、二人が目を天に向けて、二人には見えている或る人に語り掛けて居る様子を見た、其処で此の男は大勢の者達に、振り向いて見る様に叫んだ、そして、振り向いて見る力が彼等に与えられたので、彼等はニーファイとリーハイの顔を見た、そして彼等は其の男に、此れは一体如何言う事なのだ、此の者達が話している相手は誰なのか、と尋ねた、其の男の名はアミナダブといった、アミナダブは彼等に、二人は神の天使達と話して居る、と言った、 

其処でレーマン人は彼に、我々を覆っている此の暗黒の雲が離れ去る様にするには、我々は如何すれば良いのか、と言った、其処でアミナダブは彼等に、貴方方は悔い改めて、アルマとアミュレクとぜーズロムが貴方方に教えた、キリストを信じる信仰を持てるまで、先程の声に向かって叫び求め無ければ成らない、此の様にする時に、貴方方を覆っている暗黒の雲は離れ去るであろう、と言った、其処で彼等は皆、大地を震わせた御方の声に向かって叫び求め、誠に、暗黒の雲が消え去るまで叫び求めた、そして、周りを見回すと、彼等を覆っていた暗黒の雲は離れ去り、彼等は一人残らず火の柱に包み込まれて居た、、、、と有ります、。モルモン書。