歴史、、、(奇跡)17、

そして周りを見回すと、彼等を覆っていた暗黒の雲は離れ去り、彼等は一人残らず、火の柱に包み込まれて居た、そして、ニーファイとリーハイが彼等の真ん中に居た、其の火は彼等を損なう事無く、又、牢の壁に燃え付く事も無かった、又、彼等は、言い様の無い、栄光に満ちた喜びに満たされた、そして、神の聖なる御霊が天から降って、彼等の心の中に入られたので、彼等はあたかも火で満たされたかの様になり、驚くべき言葉を語る事が出来た、そして彼等に声が、まるで囁く様な快い声が聞こえた、平安が有る様に、貴方方は、世の初めから居る、私の心から愛する者を信じて居るので、貴方方に平安が有る様に、彼等は此の声を聞くと、何処から声が聞こえて来るのか、見ようとするかの様に仰ぎ見た、すると、天が開くのが見えた、そして、天使達が天から降って来て、彼等を教え導いた、此れ等の事を見聞きした者はおよそ三百人であった、、、、其処で、彼らは出て行き、民を教え、自分達が見聞きした総ての事を、周りの総ての地方に告げ知らせた、其の結果、レーマン人の大半が其れ等の事を確信する様に成った、彼等の得た証拠が偉大で有ったからである、そして、確信を得た者達は皆、武器を捨て、又、憎悪と先祖の言い伝えも捨てた、そして彼等は、ニーファイ人の所有地をニーファイ人に譲り渡した、、と有ります、。モルモン書。