歴史、、、(奇跡)26、

さて、第91年が過ぎ去った、其れはリーハイがエルサレムを去った時から600年であり、其の年には、ラコー二アスが大裁き司であり、国の総督であった、

ヒラマンの息子ニーファイは、真鍮の版と、其れ迄書き継がれて来た総ての記録と、リーハイがエルサレムを去って以来神聖に保存されて来た総ての品々に関する責任を、長男のニーファイに委ねて、ゼラヘムラの地を去っていた、彼は其の地を去ったが、何処へ行ったのか誰も知らない、そして、彼の息子ニーファイが父に代わって記録を、民の記録を書き継いだ、、、、ニーファイは、終日熱烈に主に叫び求めた、すると見よ、主の声が彼に聞こえて言われた、頭を上げて、元気を出しなさい、見よ、時は近い、今夜、印が示され、明日、私は世に来る、そして私は、聖なる預言者達の口を通して語って来た総ての事を成就する事を、世の人々に示す、見よ、時は近い、今夜、印が示されるであろう、

さて、ニーファイに下された御言葉は告げられた通りに成就し、見よ、太陽が沈んでも少しも暗く成らなかった、こうして夜に成っても暗く成らなかったので、民は驚いた、そして、預言者達の言葉を信じ無かった多くの者は地に倒れ、まるで死んだ様に成った、、、、と有ります、。モルモン書。