モーセの書、、、(4)

更にモーは言った、私は神に呼び求める事を止めない、私には神に窺がう事が他にある、神の栄光が私の上に在ったので私は神とお前とを区別する事が出来る、サタンよ、立ち去れ、さて、モーセが此れ等の言葉を語たり終えると、サタンは大声で叫び、地上で喚き立てて私が独り子だ、私を拝め、と命じて言った、其処でモーセは酷く恐れ始めた、そして、恐れ始めると地獄の惨苦を目にした、其れでも彼は神に呼び求めたので力を与えられた、其処で彼は命じて言った、さタンよ、私から離れ去れ、私は栄光の神で在られる此の唯一の神のみを礼拝するからである、

すると、さタンは慄き始め、地が揺れ動いた、モーセは力を与えられ、神に呼びも求めて言った、独り此の御名に依って言う、さタンよ、立ち去れ、するとサタンは涙を流し、泣き喚き、歯軋りをしながら大声で叫んだ、そして其処から即ちモーセの前から立ち去って姿が見え無く成った、さて、此の事に付いてモーセは証しを述べた、しかし、悪事の故に其れは人の子等の中に知られて居無い、、、と有ります、。