モーセの書、、、(5)

さてサタンがモーセの前から立ち去った時、モーセは其の目を天に向け、御父と御子の事を証される聖霊に満たされた、そして彼は神の名を呼ぶと、再び神の栄光を見た、神の栄光が彼の上に在ったからである、そして彼は一つの声が告げられるのを聞いた、モーセよ、貴方は幸いである、全能者である私が貴方を選び、貴方を多くの水よりも強くされるからである、恰も貴方が神で有るかの様に水は貴方の命令に従うであろう、

見よ、私は誠に貴方の生涯の最後迄貴方と共に在る、貴方は私の民を即ち私の選民イスラエルを奴隷の状態から救い出さなければ成ら無いからである、又其の声が語って居られる内にモーセは其の目を向けて、地を誠に其の総てを見た、彼が見なかった物は塵一つも無く、彼は神の御霊に依って其れを見極めた、

又彼は地に住む者も見た、彼が見無かった者は一人も無かった、彼は神の御霊に依って見極めた、其の数は多く、誠に海辺の砂の様に数え切れ無かった、又彼は多くの地を見た、其々の地は地球と呼ばれ、其の面に住む者が居た、其処でモーセは神に呼び求めて言った、どうぞ私にお話下さい、此れ等の者は如何してこうなのですか、そして貴方は此れ等の者を何に依って御造りに成ったのですか、、、と有ります、。