ジョセフ、スミスの記録、、、(シオン)37、

さて、聖約と戒めに加える幾つかの事項に関してであるが、其れ等は次の通りである、此の後、主が相応しいと思う時に、教会の為に他の監督達が任命されて、最初の監督と同じ様に仕える事になる、彼等は相応しい大祭司でなければ為さず、アロンの直系の子孫である場合を除いては、メルキゼデク神権の大管長会によって選任されなければ成らない、

もし彼等がアロンの直系の子孫であり、アロンの子孫の中の長子であれば、監督の職に就く律法上の権利を持つ、長子は此の神権を司る長の職の権利と、此の神権の鍵即ち権能を所有するからである、誰もアロンの直系の子孫で、かつ長子でなければ、此の職に就き、此の神権の鍵を所有する律法上の権利を持たない、しかし、メルキゼデク神権の大祭司は、其れ以下の総ての職の職務を行なう権能を持つので、アロンの直系の子孫が誰も見付から無い時は、メルキゼデク神権の大管長会の手の下で此の力を有する職に召され、任命され、聖任されるならば、監督の職務を行なう事が出来る、

又、アロンの直系の子孫も此の大管長会によって指名され、相応しいと認められ、油を注がれ、此の大管長会の手の下で聖任されなければ成らない、相で無ければ、彼等は其の神権において職務を行なう律法上の権能を与えられて居無い、

しかし、父から息子へ伝えられる彼等の神権の権利についての定めがあるので、何時でも彼等が自分の血統を立証出来る成らば、或いは前に述べた大管長会の手の下で主からの啓示によって其れを確認するならば、彼等は其の油注ぎを要求する事が出来る、